ナイフ豆知識 4 ホローグラインド |
グラインドとはブレードの断面形状のこと示します。以下のグラインド法があります。 コンベックスグラインドは、蛤刃(ハマグリバ)とも言われ、鉈や斧で使われている形状。断面がふくらんで厚いため、強度は高いが研ぎが難しい。 フラットグラインドは、ブレードの側面を平面になるように削り、ブレードの断面がV字型になるようにするグラインド法。強度の面で優れるが、研いでいくことで切れ味の低下が出やすい。 ホローグラインドはブレードの側面を凹状に削ったグラインド法。左右均等に削るには熟練した技術が必要。最もよく切れ、研ぎ減りしても切れ味の低下がでにくい。フラットグラインドに比べると少し強度は劣るといわれますが、使用上全く問題ありません。 ナイフ豆知識4と記されているブレードはホローグラインド加工されています。 |
Watanabe Blade 渡辺刃物製作所 担当 渡辺真一〒959-1151 新潟県三条市猪子場新田1 Tel 0256-45-2940 Fax 0256-45-2940